お葬式にふさわしい数珠の素材

数珠に使用する珠には実にたくさんの素材があり、基本的にはきまりがありません。素材は木や石やその他の天然素材という大きく三種類があり、それぞれに大切な意味を持っています。それを理解した上で、愛着をもって永く使えるように自分が本当に気に入るものを選ぶのがおすすめです。ただし、数珠の形だけではなく色にも何らかのきまりがある地域がありますので、該当するかどうか調べておきましょう。

数珠に木の素材を使うのは、釈迦が菩提樹の木の下で悟りを開いたことに由来しているとされています。木の珠はあたたかみがあるのはもちろん、軽さや手触りの良さなどで古くから親しまれています。素材の中でも特に神聖視されているのがやはり菩提樹で、星月菩提樹や龍眼菩提樹などたくさんの種類があり、強い浄化作用を持つと言われています。仏壇や仏具に用いられている黒檀は厄から身を守るだけではなく、気持ちを落ち着かせる効果があります。香木として知られる白檀は、香りを楽しむこともできるし魔除けとしても利用されています。その他にも柘植や屋久杉、日本人になじみ深い桜など、それぞれに味わいのある素材がまだまだあります。

近年パワーストーンという言葉で人気のある石の珠は、見た目が美しい上に種類が豊富です。男性には主にシックな色合いのものが支持されていて、特にオニキスは、漆黒でお葬式にふさわしく、心と身体のバランスを保って安定させてくれる働きがあります。茶系のタイガーアイや青系のソーダライト、緑系のマラカイトなども男性向けで、それぞれの意志に意味が込められています。女性は透明感のある優しいカラーを好む傾向があり、石の効果としても万能な水晶が愛されています。白やピンクや淡色系の石がさまざまありますので、自分らしい一品を見つけることができます。

天然素材では、アクセサリーとしてのイメージが強い珊瑚や真珠も数珠に利用できます。特に真珠は、上品で清潔感がありますのでお葬式にふさわしい素材です。淡水真珠や黒真珠などの色なら、男性でもあまり抵抗なく身に付けられます。